<DVによる被害>
DVの被害は、第三者が気付くことはほとんどありません。
また、DVの加害者は、第三者には非常に礼儀正しい常識的な人が多く、それも第三者が気付きにくい理由の一つです。
逆上して暴力を振るう時と、それ以外の優しい時の差が激しいのが特徴です。
また、DVはほぼ日常的に行われていることが多く、加害者も被害者も、それを当たり前のように感じているケースが多いのです。とくに、加害者には「暴力をふるっている」「ひどいことをしている」という意識はありません。「あいつが悪いから、悪いところを治すためにしているんだ」と思っている加害者が多いのです。
中には「あいつは特別な存在だから、つい手が出てしまうんだ」「お前(あなた)も痛いかもしれないけれど、俺(私)だって痛いんだ」「お前は身体が痛いだけだ。俺は心まで傷ついたんだ」などという、開き直りとしか思えない発言をする加害者もおります。
日常的でなくても逆上して暴力を振るい、その後冷静になって謝る、という加害者もおります。
また謝った後に「でも俺だけが悪いんじゃない」と言い訳する加害者もおります。
被害者も「あの人は、暴力さえなければ良い人なんだ」「あの人には私が必要なんだ」と思い込んでいることが多くあります。なぜなら、加害者は、暴力を振るわない時は優しい常識人だからです。
また「愛している」「お前が必要なんだ」など愛情を感じさせる言葉をささやかれ、なかなか別れられない被害者もいます。
しかし「暴力=悪いこと」なのです。暴力を振るう事自体がおかしい事なのです。
暴力を振るう人間に愛情はありません。加害者の言う愛情とは「支配欲」「自己顕示欲」なのです。
「愛している」という言葉は、自己愛に過ぎません。
言葉での暴力、物理的な力を伴わない暴力も同じです。
被害者の精神的不満やストレスは日々鬱積し、うつ病やパニック障害になってしまう事も珍しくありません。ここまで追い詰められると、生命の危険も生じます。
精神的に追い詰められているような感覚をお感じになっておられる方は被害者です。
勇気を持って助けを求めて下さい。
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